科学者は、われわれの太陽系に比較的近い恒星を周回する惑星を発見した。この惑星は、岩石質の地球に似た異星の世界の大気を研究する重要な機会を提供するかもしれない。これは、地球外生命体の探すのに役立つ可能性がある種類の研究だ。
研究者は3月4日、「グリーゼ486b」と呼ばれ、「スーパーアース(巨大地球型惑星)」として分類されるこの惑星は、これ自体では、生命の避難先として有望な候補ではないと述べた。しかし、地球への近さと、物理的な特徴から、アメリカ航空宇宙局(NASA)が10月に打ち上げを予定しているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡をはじめとする、宇宙にあるものや地上にある次世代型天体望遠鏡を使っての大気研究にとても適している。