イスラエルの保健省は6月2日、ファイザー製の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防ワクチンをイスラエルで受けた主に若い男性に見られた心臓の炎症の少数の症例はワクチン接種との因果関係がある可能性が高いことが分かったと発表した。
ファイザーは声明で、イスラエルで心筋炎が観察されていることは認識しているが、同社のワクチンとの因果関係は立証されてないと述べた。
イスラエルでは、12月から5月の間にワクチン接種を受けた500万人以上の中で275件の心筋炎が報告されていると、保健省がこの件について検証するように委託した研究結果を公表し、同省は発表した。この研究によると、275件のうち、95%は軽症に分類されているという。