これまで科学的に知られていなかった「新しいタイプの初期人類」の骨がイスラエルで発見されたと、研究者らが6月24日に発表し、人類の進化に新たな光を当てると主張している。
中部の都市ラムラ付近にあるセメント工場の採石場での発掘調査で、これまでに分かっているヒト属のどの種とも一致しない先史時代の人類の骨が発掘された。
テルアビブ大学とエルサレムのヘブライ大学の研究者らは、『サイエンス』誌に発表された研究論文の中で、この発見された骨を発掘現場にちなんで「ネシェール・ラムラ・ホモ種」と呼んだ。
この化石は12万~14万年前のものだ。