人類を特有にしているものは何か? 科学者は、現生人類のDNAと我々の絶滅した祖先のDNAをさらに正確に比較できるようにする可能性のある新しいツールで、永遠の神秘を解き明かすのにさらに1歩進んだ。
『サイエンス・アドバンシズ』誌に7月16日に発表された研究論文によると、他の現生人類とだけ特別に共有されていて、他の初期人類とは共有されていないゲノムはわずか7%だけだという。
研究者たちは、我々の種に特有で現在生きている全ての人々の間で共有されているゲノムはさらに少ない割合―たった1.5%―であることも発見した。それらのほんのわずかのDNAは、現生人類を実に異なるものにしているものは何かに関して、最も重要な手がかりを持っているかもしれない。