ストーンヘンジの立派な巨石についての初の総合的な科学分析は、風化に対する強い耐久性を含め、これらの巨石をイングランド南部にあるこの有名なモニュメント(ストーンヘンジのこと)に使われる模範的な建材にした特性のいくつかを明らかにした。
研究者は、「サーセン石」として知られる砂岩でできたこの巨石の52本のうちの1本から抽出された中核の試料を調査した。サーセン石は埋まっている堆積物を地下水が浸食した結果、地表数メートル以内に徐々に形成されたけい質れき岩でできている。この調査で、このけい質れき岩は主に、入り組んだ石英の結晶がモザイク状にしっかりと固められた砂ぐらいの大きさの石英粒子から形成されていることが明確になった。