科学者たちは8月25日、水陸両生の4本足のクジラの種の4,300万年前の化石をエジプトで発見した―この発見は、クジラの陸から海へ移行するまでをたどる役に立つだろう。
このクジラの化石は、遷移の真ん中に当たる絶滅したクジラの一群「プロトケトゥス科」に属すると、エジプトがリードする研究チームは発表文書の中で述べた。
新種のクジラは「フィオミケトゥス・アヌビス」と名付けられ、体長は約3メートル、体積は約600キロと推定され、頂点捕食者だったと思われると、研究者たちは述べた。この骸骨は、知られている中ではアフリカで最も初期のプロトケトゥス科のクジラであることが明らかにされた。