街灯―特に白色発光ダイオードを使用するもの―は昆虫の行動の妨げとなるだけではなく、個体数の減少の原因にもなっているかもしれないことが、イギリス南部で実施された新しい研究で8月25日に示された。
科学者たちは、街灯で照らされている生け垣か道端の草地のいずれかからなる道路脇の場所26ヵ所を、ほぼ同じような構成で照らされていない同数の場所と比較した。彼らは、全て植栽が類似していて、1ヵ所は照らされておらず、2ヵ所が照らされている場所も調べた。
その結果は驚くべきもので、生け垣の場所では昆虫の個体数が47%、道端の草地では37%減少していた。