1月6日に発表された新しい研究結果によると、地球上のほぼ全ての国で2030年までに猛暑年が1年おきに発生することになるという。世界の主要な汚染国による並外れた排出を強調した。
このモデリング研究では、2030年までの地域レベルでの温暖化予測を立てるため、過去の排出量に関するデータと、温室効果ガス排出量上位5ヵ国と地域―中国、アメリカ、欧州連合(EU)、インド、ロシア―からの、排出量を削減するための気候変動に関する首脳会議、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)以前に出された公約を合わせて検証した。
研究者は、調査した165ヵ国中92%で1年おきに極めて高温の年間気温―工業化以前の時代に100年に1度の猛暑年と定義される―になると予想されることが分かった。