東京の慶應義塾大学は1月14日、脊椎損傷の患者の治療に人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究を開始したと発表した。
12月に開始された臨床研究で、同大学は最終的にiPS細胞由来の細胞を、スポーツ中もしくは交通事故で2~4週間前に感覚・運動機能を失った4人の患者に移植する。
これまでのところ、1人がこの治療を受け、神経幹細胞が損傷したエリアに注入された。同大学によると、患者は「極めて良好に」過ごしているという。
Science & Health2022.2.11
東京の慶應義塾大学は1月14日、脊椎損傷の患者の治療に人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究を開始したと発表した。
12月に開始された臨床研究で、同大学は最終的にiPS細胞由来の細胞を、スポーツ中もしくは交通事故で2~4週間前に感覚・運動機能を失った4人の患者に移植する。
これまでのところ、1人がこの治療を受け、神経幹細胞が損傷したエリアに注入された。同大学によると、患者は「極めて良好に」過ごしているという。