科学者はタヒチ沖で世界最大級のサンゴ礁を発見した。それは海の深くに「良好な状態の」バラの形をしたサンゴが大きく広がるエリアで、気候変動の影響を受けていないようだと、国連教育科学文化機関(UNESCO)が1月20日に発表した。
深さ30~65メートルの水温のより低い水域にあるこの健全なサンゴの一帯は、「極めて異例の」発見だとUNESCOは述べ、水温の上昇の影響をより受けにくい可能性がある深い海にはもっと多くのサンゴ礁があることを示唆しうる。
「このような良好な状態でのサンゴ礁の発見は吉報であり、今後の保護活動を刺激するだろう」と、フランス国立科学研究センターの海洋生物学者Laetitia Hedouin氏は述べた。