ベテランの宇宙飛行ロボットエンジニアが設立したロサンゼルス地域のベンチャー企業は3月9日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の古い「ムーンバギー」とちょうど同じくらいの速度だが、もっと多くのことができるように設計された次世代型月面車の実物大の実用レベルのプロトタイプを公開した
この会社ベンチューリ・アストロラブは、同社の月面車「Flexible Logistics and Exploration(FLEX)」が、12月に実施された5日間の屋外テスト中にカリフォルニア州にあるデスバレー国立公園付近のでこぼこの砂漠の上を走る様子を示す写真と動画を公開した。
アストロラブの重役は、この4輪の車くらいの大きさの月面探査機は、早ければ2025年に人間をもう一度月に行かせることを目的としたNASAのアルテミス計画での使用向けに設計されていると述べている。