南極の氷に衝突し、1世紀以上前に海底約3,000メートルに沈んだ極地探検家アーネスト・シャクルトンさんの船「エンデュランス号」の難破船が発見されたと、これを探していたチームが3月9日に発表した。
この3本マストの帆船(エンデュランス号のこと)は1915年11月、シャクルトンさんが失敗した南極大陸初横断の挑戦中に行方不明となった。
この長さ44メートルの木製の難破船の場所はフランク・ワースリー船長によって記録され、これを見つようというこれまでの試みは、この船が横たわっている氷に覆われたウェッデル海の厳しい状況のため失敗してきた。
映像で、この船が非常に良い状態にあることが示された。