古生物学者はどう猛な海の捕食動物の頭蓋骨を発掘したと、科学者が3月17日に発表した。現在のペルーの一部を覆っていた先史時代の海にかつて生息していた現代のクジラの古代の祖先だという。
保存状態の良い約3,600万年前の頭蓋骨は長い尖った歯が並び、ペルー南部のオクカヘ砂漠の干からびた岩から昨年無傷で掘り起こされたと、ペルー国立サン・マルコス大学の古生物学の責任者のRodolfo Salas氏は記者会見で報道陣に語った。
この古代のほ乳類は、子孫にクジラやイルカ、ネズミイルカを含む水生のクジラ類の一部の「バシロサウルス」だったと科学者は考えている。