アメリカとカナダ、オーストラリアに落下した隕石の新たな研究結果が、地球の歴史上の早い段階でそうした物体が生命の出現に必要不可欠な原料となる化学物質を地球にもたらした可能性があるという見解を強化している。
科学者たちは以前、これらの隕石の中に、生命体の中で遺伝的命令を伝える分子のDNAと、遺伝子の働きを制御するのに重要な分子のRNAを形成するのに必要な構成要素となる5つの化学物質のうち3つを検出していた。研究者たちは4月26日、彼らはこのたび、隕石を分析する方法を微調整した後で、最後の2つを特定したと発表した。
この研究結果は、『ネイチャー・コミュニケーションズ』誌に掲載された。