日本の宇宙探査機「はやぶさ2」が2020年の暮れに小惑星から地球に持ち帰った試料から20種以上のアミノ酸が検出されたと、職員が6月6日に述べた。
今回のアミノ酸の発見は、宇宙の小惑星にアミノ酸が存在することを初めて示した。
2020年12月に、「はやぶさ2」の6ヵ年ミッションで運ばれたカプセルは、3億キロ以上離れた場所にある小惑星リュウグウから5.4グラム以上の地表の物質を地球に運んだ。
リュウグウの調査は、太陽系と生命の起源の謎を解明することを目指していた。
アミノ酸は、タンパク質を作る物質で、生命に不可欠だ。