グリーンランドにいるホッキョクグマの個体群は、アザラシ狩りの土台として頼ってきた海氷の減少に賢く適応しており、温暖化する北極の少なくともいくつかの場所でこの種に希望の光をもたらしている。
デンマーク海峡に接するグリーンランド南東部の沿岸の一部に生息する数百頭のホッキョクグマの個体群は、凍結した海水で形成された氷へのアクセスが限られている中、巨大なグリーンランドの氷床から分かれて流れてくる淡水の氷の塊を代わりに使って狩りをすることで生き延びてきたと、科学者は6月16日に述べた。
この研究は、『サイエンス』誌に掲載された。