知られている中で最大の細菌―カリブ地域のマングローブが生えた浅い沼地で発見され、肉眼で見えるほど大きいバルミチェリ(スパゲティより細いパスタ)の形をした生物―は、地球最古の生命形態である細菌に可能なことについて再定義している。
科学者は6月23日、チオマルガリータ・マグニフィカと呼ばれるこの細菌は、単にその大きさ―単細胞の生物としては巨大な長さ最大約2センチ―だけではなく、内部構造が他の細菌と異なっているからという理由でも特筆すべきだと述べた。そのDNAはほとんどの細菌のように細胞内で自由に浮かんでいるわけではなく、膜で包んだ無数の小さな袋の中に入っている。