多くの動物たちが暗闇で光ることができる。ホタルが夏の夕暮れに点滅することはよく知られている。しかし、光る動物のほとんどは、深海で発見される。
新研究で、これまで考えられていたよりもはるか前の5億4,000万年前に生息していた深海のサンゴが光る最初の動物である可能性があると、科学者たちは報告している。
「光によって信号を送ることは、私たちが知っている最も初期のコミュニケーション形態の1つだ―それは深海ではとても重要だ」と、学術誌『英国王立協会紀要B』に4月23日に掲載された研究論文の共著者であるアンドレア・カトリーニ 氏は述べた。現在、光る海洋生物には、魚、イカ、タコ、クラゲなどがいて、サメまでいる。