国際的な環境保全団体による最新の調査によると、世界のマングローブの生態系の半数が、人間の活動と海水面の上昇、異常気象の結果として、崩壊の危機にあるという。
行動が取られない限り、50年以内に世界のマングローブのエリアを合わせた全体のうちの4分の1が完全に沈む可能性があり、インド、スリランカ、モルディブの絶滅に瀕している生態系が大きな被害を受けることが予想されると、国際自然保護連合は5月22日に発表された評価報告書の中で発表した。
マングローブの森は、世界の沿岸部の約15%を覆っており、生態系の面でも経済面でも重要な役割を担っている。