養殖による水産物の生産が伝統的な捕獲漁業からの漁獲量を初めて上回ったと国連食糧農業機関は6月7日に発表し、水産物に対する世界の高まる需要を養殖が満たしうるという期待を裏付けた。
世界の漁業の状態についての隔年の報告書の最新版で、ローマを拠点とする国連食糧農業機関は、世界の漁業と養殖による生産量は、2022年に2億2,320万トンに到達したと発表した。
アクアファーミング(水産養殖)としても知られるアクアカルチャー(水産養殖)は、魚や甲殻類、軟体動物、海藻、藻類をコントロールされた環境で育てるものだ。