地球温暖化により、ニューイングランド地方のプランクトンが豊富な海域が、ウミガメにとって死に至るわなで満たされる中で、岸に打ち上げられる爬虫類(ウミガメのこと)の数は過去20年間で倍増している。
暖かときにこの動物たち(ウミガメのこと)がケープコッド湾などのエリアに入ってきて、気温が必然的に低下するとき動物たちはこのかぎ状の半島を脱出できず南に向かえないと、ニューイングランド水族館で救助とリハビリテーションを担当するディレクターのアダム・ケネディー氏は述べた。ニューイングランド水族館は、マサチューセッツ州クインシーでウミガメの病院を運営している。
寒さで気絶した若いウミガメ200匹以上が、このウミガメの病院で12月3日に治療を受けた。この病院にいる全てのウミガメは若く、ほとんどが絶滅危惧種のケンプヒメウミガメだった。ケンプヒメウミガメの渡りのパターンは、ここで岸に打ち上げられることにつながる。