国内外のファンがソーシャルメディアを利用して、元日から活動休止に入ったJポップの人気男性グループ・嵐に感謝のメッセージや動画を送った。
この5人組のグループは、1999年にデビューし、大晦日にオンラインライブで一時的な別れを告げ、公共放送NHKで放送される日本の毎年恒例の歌の祭典にも出演した。新型コロナウイルスのパンデミックのため、どちらのコンサートにも観客はいなかった。
「つらいとき、困ったとき、いつでも音楽はそばにいます。さみしかったら、嵐(の曲)、聴いてください」と、メンバーの松本潤さんは、東京ドームで午後8時からライブストリーミング配信されたコンサート中に語った。
松本さん(37)と、他4人の嵐のメンバー―大野智さん(40)、櫻井翔さん(38)、相葉雅紀さん(38)、二宮和也さん(37)―は、『Love so sweet』やデビューシングル『嵐』といった歌を歌いながら踊った。
嵐は、日本の大手エンターテイメント事務所のジャニーズ事務所がマネジメントする全員が男性のアイドルグループとして日本で最も成功したグループの1つだ。しかし、活動を一時的に休止する予定だという2019年1月の発表で数百万人のファンに衝撃を与えた。
活動休止までの期間に、フィリピンのファンらは15秒のメッセージ動画を12月下旬にマニラのショッピングモールで流した。YouTubeの動画では、マレーシアのファンのグループが、嵐初の全ての歌詞が英語の歌『Whenever You Call』を歌った。ペルーのファンらは嵐に感謝を伝え、それは「さようならではない」と話す動画を投稿した。