日本の女性皇族の眞子さまは10月26日、伝統的な結婚式を行なわずに、民間人と静かに結婚し、二人の結婚―3年間遅れ、不適切だと呼ぶ人もいた―は「自分たちの気持ちを大切に守りながら生きるために必要な選択だった」と述べた。
眞子さまは小室圭さんと結婚したときに、皇籍を放棄した―民間人と結婚するあらゆる皇室女性に求められる要件だ。
二人の婚姻届はその日の午前中に宮内庁職員によって提出され、公式のものとなったと、宮内庁が発表した。結婚の晩さん会やそのほかの結婚の儀式は何もなかった。
「私にとって、圭さんはかけがえのない存在です。私たちにとって結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きるために必要な選択でした」と眞子さまはテレビ中継された記者会見で語り、彼女の夫のことを語るときに敬称を使った。
小室さんは「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」と応じた。
結婚の3日前に30歳になった眞子さまは、徳仁天皇のめいにあたる。眞子さまと小室さんは東京の国際基督教大学での同級生で、2017年9月にその翌年に結婚する意向を発表していたが、小室さんの母親の金銭関連の論争がその2ヵ月後に浮上し、結婚が一時保留にされていた。