東京都は、日本が感染件数の急増に対抗するための遅れている3回目の接種を加速しようとする中で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の3回目の注射の集団予防接種推進活動を臨時センターで開始した。
日本は3回目の接種を12月に医療従事者に打ち始めたが、最初に受けた2回の接種から空けるべき間隔を短縮して、3回目の接種までの間隔を当初の8ヵ月から6ヵ月にする決断が遅れた後、3回目の接種は人口の2.7%にしか提供してこなかった。
予防接種の需要は非常に強い:1月28日に始まったオンライン予約では、臨時センターの1週目の予約枠―約4,300本分―が9分以内に全て埋まった。このセンターでは、モデルナ社製のワクチン「スパイクバックス」を提供している。
もっと小規模では、65歳以上は他の場所で3回目接種を受けることができる。
東京都の中心部で自衛隊によって運営されるこのセンターは、昨年11月末に閉鎖した後、1月31日に再オープンした。このセンターでは、第1週目に1日あたり約720人の18歳以上の人に接種し、2月7日からは1日2,000人以上に枠を増やす。自衛隊が運営する別のセンターが大阪府で3回目接種を開始する。
岸田文雄首相は1月31日、東京のワクチン接種センターを訪れ、ほとんどの市で2月末までに65歳以上の日本人への3回目接種の提供を終えられる見込みだと述べた。