ロッテマリーンズの佐々木朗希投手は、千葉県で4月10日にパシフィック・リーグでオリックス・バファローズに6対0で勝利し、日本の16番目の完全試合を達成するまでに、連続で13人の打者を三振させて、日本プロ野球の記録を達成した。
2011年に日本の東北沿岸に大きな被害を与えた地震と津波で父を亡くしたこの20歳の右投げの投手(佐々木選手のこと)は、高校を卒業して2020年のシーズンを前にマリーンズと契約するまで、メジャーリーグベースボール(MLB)のチームからスカウトが殺到していた。
彼のノーヒットノーラン達成は日本のプロ野球史上94番目で、2020年8月15日ぶりだった。1994年5月18日以来、日本のプロ野球で初めての完全試合だった。
「最高だ」と佐々木選手は、彼と18歳の新人キャッチャー松川虎生選手が彼らのホームスタジアムでバッテリーを組んで偉業を成し遂げた後、ファンに語った。
「正直(完全試合の)可能性はあまり意識してなかった。打たれたらそれでいいかなと思って、最後まで松川を信じて投げた」。
佐々木選手は、19人の打者から奪三振したことで、日本プロ野球の記録とも並んだ。アウトになった19人目の打者は、ピンチヒッターで昨年のパ・リーグ本塁打王・杉本裕太郎選手だった。