イギリスの女王エリザベス2世は6月5日、彼女の歴史的な即位70年記念式典の幕を閉じ、4日間の祭典の最終日にもう一度公の場へ姿を見せ、彼女の記録破りの在位を維持すると約束した。
この96歳の君主(エリザベス女王のこと)は、運動障害を抱えているが、陸軍連隊による行進の後、バッキンガム宮殿のバルコニーに6月2日ぶりに直接姿を見せた。
エリザベス女王は6月3日の特別礼拝を欠席し、6月4日のエプソム・ダービー競馬とスターぞろいのコンサートも欠席した。
エリザベス女王がバルコニーに短い間姿を再び見せると、宮殿の外のザ・マル(通り)では数百メートル続く大勢の人々が歓声を上げた。
この前には1952年にエリザベス女王が即位してからの音楽とダンス、ファッション、文化、社会の変化を振り返るパレードが行なわれた。
エリザベス女王が姿を見せたすぐ後で出された声明で、エリザベス女王は即位70年記念式典への参会者の数に「謙虚な気持ちになり、深く感動し」、そして「ここ数日間でとても明白になった優しさ、喜び、親近感に感銘を受けた」と語った。
エリザベス女王はこう付け加えた:「すべてのイベントに直接参加することはできなかったとしても、私の心は皆さんと共にあり、家族に支えられながら、私の力の最善を尽くして皆さんのために貢献し続けます」。