2度のオリンピック優勝経験を持つ日本の羽生結弦選手はフィギュアスケート競技から離れると7月19日に述べた。
羽生選手は、何らかの形で復帰の可能性を残しておくように見えた。しかし、彼が最も焦点を当てているのは、エキシビションでプロとしてスケートをすることのようだった。
「終わりはない」と羽生選手は語った。「引退でも何でもない。ここからさらにうまくなるしさらに見る価値があるなと思ってもらえるような演技をするための努力をする」。
「『引退』という言葉が好きではないのであまり使いたくない」。
羽生選手は、2014年のソチ・オリンピックと2018年の平昌オリンピックで連続の金メダルを獲得した。しかし、5ヵ月前の北京オリンピックでは4位で終わり、東京のホテルでの7月19日の記者会見までずっと態度を明らかにしていなかった。
「これからは競技には参加しない」と彼は述べた。「これまでにしてきたことの全てで、私は競技の結果に関して手に入れるべきものは得てきたと思う。そこに対する評価をもう求めなくなってしまったという気持ちもある」。
この27歳の日本のスケート選手(羽生選手のこと)は、世界選手権で2回優勝、グランプリファイナルで4回優勝している。しかし、彼は北京オリンピックで、競技で4回転アクセルを成功させる最初の選手になる試みに失敗した。
羽生選手は、4回転アクセルに挑戦を続けることができると示唆した。
「特に寂しさはない」と羽生選手は述べた。「これからもベストを尽くして、試合という限られた場所だけでなく、もっといろんな方法で自分のスケートを見てもらう機会がある」。