日本人野球選手の大物である大谷翔平の元通訳者は、この元通訳者が違法な賭博の借金をカバーするために、このロサンゼルス・ドジャーズのスター選手(大谷選手のこと)から1,600万ドル(24億6,000万円)を盗んだと訴える銀行詐欺容疑で法廷に現れた後、保釈金を支払って釈放され、弁護士を通じて4月12日に謝罪した。
水原一平(39)は、その日の早くに出廷し、ロサンゼルスの中心市街地にある米連邦地方裁判所の判事を前にした25分間の法的審理中には罪状認否をしなかった。彼は、5月9日に罪状認否の手続きのために再び戻るよう命じられた。
水原容疑者の弁護士マイケル・フリードマンはその後に声明を出し、彼の依頼人は「大谷とドジャーズと、メジャーリーグベースボール(MLB)と彼の家族に謝罪したいと思っている」と述べた。
「彼は法的手続きに協力を続け、彼が責任を取ることができるように、可能な限り迅速に本件を解決するために政府との合意に達することを望んでいる」とフリードマンさんは述べた。このコメントは、水原容疑者が検察側と司法取引を交渉していることを示唆した。
審理は、検察側が水原容疑者を起訴し、自国では国民的ヒーローとみなされている強打者の投手(大谷選手のこと)とドジャーズとMLBを巻き込む恐れのあったこの事件から大谷選手を公式に開放させた翌日に行なわれた。