日本相撲協会は1月29日、大相撲の最高位である横綱に豊昇龍を昇進させた。
この25歳の人(豊昇龍のこと)は、第74代の横綱で、この地位(横綱のこと)を得るのはモンゴル生まれの力士では6人目となる。彼の前に横綱になったモンゴル出身力士には豊昇龍の叔父である朝青龍も含まれる。
「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進致します」と、豊昇龍は1月29日に東京の立浪部屋での昇進伝達式で述べた。
豊昇龍は昇進伝達式後、「とても興奮してあまりよく眠れなかった。・・・優勝回数を二桁にしたい」と報道関係者に語った。
豊昇龍(本名:スガラグチャー・ビャンバスレンさん)は、1月26日、劇的な三つ巴の優勝決定戦で勝利し、大相撲初場所で優勝した。それは、彼に大関昇進を獲得させた2023年7月の大相撲名古屋場所での優勝に次いで、通算2度目の天皇杯だった。
豊昇龍は、次の3月場所に出場する唯一の横綱だ。近年では唯一の横綱だった仲間のモンゴル出身力士の照ノ富士は、1月の場所中に引退した。