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  3. 2018.11.16

Nicosia (Cyprus)キプロスの首都 ニコシア

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キプロスの首都 ニコシアは、世界最後の分断した都市かもしれない。また、戦争が一国をどれだけ切り裂くかを見るのに素晴らしい場所でもあるかもしれない。

1974年に、キプロス島にいたギリシャ人たちは、この島をギリシャに統合しようとクーデターを起こした。これに反応して、トルコが侵攻し、キプロス島北部を掌握した。ギリシャ系キプロス人とトルコ系キプロス人はすぐに島の別々の側に分かれて移動した。現在も、ニコシアを通る緩衝地帯グリーンラインで分断されていて、国連によって維持されている。観光のほとんどは、このラインの南側のギリシャ側になる。

シャコラスタワーへ向かい、11階から島の形状を眺めよう。博物館に立ち寄って、この市の歴史について学ぼう。

それから、ビザンティン博物館まで歩き、9世紀から19世紀にかけての宗教上の人物の肖像画の素晴らしい収蔵品を見てみよう。簡単に歩いて行ける範囲に、大主教マカリオス3世の館、日当たりの良い白い中庭のあるキプロス民芸博物館、現代美術館がある。現代美術館の入り口は、安定と混乱の中でこの島が生きる方法の記憶にとどまるシンボルとなっている。

ハマム・オメリィエでトルコ風呂を楽しもう。ここでは、蒸気が肌に気持ちの良いぬくもりを与えて贅沢な気分が味わえる。

では、トルコ側の北ニコシアへ渡ってみよう。国境を越えてトルコに入ったような感じがするだろうーだが、北ニコシアを国として認めている国はほかにない。リドラ通りは、トルコ料理を味わえる場所が豊富な愉快な通りだ。しかし、グリーンラインに沿ってトルコ側を歩いてみると、実に驚かされる。多くの建物は未だに空で、キプロスを分断した戦争の傷跡が残っている。

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