スイスの事実上の首都には美しい歴史的旧市街があり、ユネスコ世界文化遺産にも登録されているこの地は至るところに驚きがある。
まずはブンデスハウス(連邦議事堂)からスタートしよう。ここはスイス連邦政府が招集される場所だ。メインエントランスを通ると、ドーム形のホールが堂々とそびえ立ち、もしかすると少し気取っているかもしれない。外の広場はもっとゆったりとした雰囲気で、力強い26の噴水が展示されている。
少し歩くと、13世紀に建立された中世の塔ツィットグロッゲに着く。この塔には、天文学の時計と雑多なからくり人形の一団が付いている。12時になると、小さな銅像が塔のてっぺんにある時の鐘を叩くのが見られる。内部をまわり、歯車が回る様子を見てみよう。
レストランやお店が立ち並ぶ長く広い遊歩道クラムガッセを散歩しよう。ここでは、アルベルト・アインシュタインが最も重要な論文を書いていたときに住んでいたアパートを訪れることができる。
たくさんある不気味な噴水に注目しよう。鬼が赤ちゃんを食べる様子を示したものもある。それが何を意味しているのか、地元の人10人に聞いてみると、10の異なった答えが戻ってくるだろう。
次は高さ100メートルのベルン大聖堂へ。国内で最も高い大聖堂だ。この頂上に上ることができ、ここから市内を完璧に一望できる。
旧市街の西端にあるベアピットを訪れよう。ここでは、旧市街とベルンの新しい地域とを結ぶニーデック橋の素晴らしい眺めが見られる―堀で3頭のクマが遊んでいるのを見ながら。
まだ食事やチョコレートの話すらしていなかったが、また次回!