ウガンダの首都は、対照的なもので溢れた国への完璧な玄関口だ―カンパラで過ごすどの日にも対照的なものを目にするだろう。
カンパラでの冒険中に拠点となる「ナカセロの丘」で一流ホテルに泊まろう。ここにはシェラトンホテルがあるが、実に印象的なのは壮大な「パール・オブ・アフリカ」だ。
この丘からカンパラ中心部の混雑した通りへ降りていき、ビュンと走って交通の流れに出たり入ったりして危ない「ボダボダ」と呼ばれるバイクタクシーを避けて歩こう。
国立劇場へは、屋内での上演作品というよりはむしろ、屋外での音楽や土産物を販売している手工芸品の露店を目あてに向かおう。
次に立ち寄るのは、ナショナルモスク。メーンタワーから市内を360度一望できる。
ウガンダはブガンダという形態で王国も含み、その国王の宮殿が人気の観光地となっている。その中に入ることはできないが、ガイドが庭と、独裁者イディ・アミンによって使用された地下の拷問部屋を案内してくれる。
たいていの観光客は市内を離れて、アフリカ大陸最大の湖であるビクトリア湖を訪れたがる。ウガンダは、その湖岸をタンザニアとケニアと共有している。ここでは多数のアクティビティが楽しめる―今後のコラムに書くにも十分すぎるほど―が、少しだけ紹介しよう:ホワイトウォーター・ラフティング、違った種類のサファリを楽しむ四輪バイクでのオフロード走行、 バッファローやゾウ、キリン、サルが見られる景色のいい遊覧ボートなどがある。
最後に、誰もがいわゆる「ナイルの水源」の頂上にあるムルチソンの滝へ向かう。水がエジプトまで長く続く旅の前に7メートルの落差でナイル川へなだれ込むこの滝の上まで登ろう。それはまさに注視すべき眺めだ。