バッファローは寒い。それは避けられない。人々は、ビーチや夏のフェスティバルを目当てにはここには来ない。だが、今後アメリカ本土へ来る予定を立てていて、ナイアガラの滝が行ってみたいところリストに入っているとしたら、バッファローを検討してみてはどうだろうか?
エリー湖の北東岸にあるこの都市は、有名なアメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライト氏と密な結びつきがある。彼はここでいくつかの建築物を設計しており、その中には、彼と長年の付き合いのある友人で依頼主であるイザベル・マーティン氏とダーウィン・マーティン氏のために建てられたマーティン・ハウスやグレイ・クリフ・エステートなどがある。これらは、1903年から1931年の間に建設され、ライト氏がガラスと有機的な形態に魅了されていたことを示す好例となっている。マーティンハウスをうろうろするために事前に予約し、なぜ彼がアメリカの建築界でそれほど重要な人物となっているかを見てみよう。
訪問の後、カナルサイドでくつろごう。ここでは、天気が良ければ、人々が外へ太陽を楽しみに向かったり、エリー運河沿いでカヤックをしたり、岸辺でヨガをしたり、コーヒーを楽しみながら子どもたちを自由に走らせたりしている。ラーキン・スクエアまで少し散歩をして、フードトラックのピザとライブ音楽を楽しもう。
それからもちろん、ナイアガラの滝もある。ボートで近くまで行くことができ、近くの展望台では最高の写真も撮れ、周辺の地域ではハイキングもできる。これらの高さ50メートルの雷のような音を立てて落ちる滝の魔法は尽きることがなく、毎年ここへやってくる人もいる。
最後に、大食いの人に欠かせない立ち寄り場所はアンカーバーだ。1964年に 熱いソースを残り物の揚げた鶏手羽肉にかけるという名案をだれかがひらめいた―そして、こうしてバッファロー・ウィングズは生まれたのだ。セロリスティックとビールをお供に本物を楽しもう。