ソールズベリーに人々が集まる主な理由は、神話と謎に満ちた古代のストーンサークル「ストーンヘンジ」まで車でわずかの距離にあるからだ。
ストーンヘンジには感情をかきたてる何かがある―だれもが来たがる。しかし、最近は、予約しなければストーンサークルに近づくこともできない。このストーンサークルに最もうまく近づけるように、ストーンヘンジ・ビジターセンターに前もって予約をしておこう。このビジターセンターで少し時間を取って、科学者たちが今でも解き明かそうとしている謎についてもっと詳しく学ぼう。
ストーンヘンジは、アウトドアイベントや音楽フェスティバルにとってはハチミツのようなもので、イギリスが復活するにつれ、ここにも大勢の人々が戻ってくる。次回の大きなイベントは12月の冬至祭だ。2019年には約5,000人がドルイド僧を見て、ストーンヘンジの石のエネルギーを感じに集まった。今年の冬の祭りも今のところ開催予定なので、もしかしたらこの一生に一度の体験をあなたも楽しむことができるかもしれない。
ストーンヘンジの後は、ソールズベリーに向かう時間だ。この町は小さいが見どころがたくさんある。
まずは、13世紀のイングランドのゴシック建築の好例であるソールズベリー大聖堂へ向かおう。歴史マニアなら1215年のマグナ・カルタ(大憲章)―4つしか残っていないうちの1つ―を見たいだろう。それから、少し車に乗って、1092年から1220年に取り壊されるまで大聖堂が建っていたオールド・セーラムへ向かおう。これは、寄ってみる価値のある面白い航空博物館のすぐ隣りにある。
最後に、ソールズベリー博物館を訪れよう。ここには、エームズベリーの射手の骸骨は言うまでもなく、2,700年前からある短剣や斧頭といった品々の素晴らしい収蔵品がある。