アイスランドのウェストフィヨルドにあるホーンストランディアの自然保護区は、熱心なアウトドア好きに最高の場所だ。
熱心な、というのは、極めて熱心な、という意味だ。夜間の気温の寒さに対する準備が必要だ。氷点下になることもよくある。テントとたくさんの必需品を持っていく必要もある―店は全くない!道路もないので、履き慣れた頑丈なハイキングブーツを持っていこう。
この自然保護区には1950年代以降、人間が住んでおらず、野生で手つかずだ。人間の居住者がおらず、動物の暮らしが繁栄した。
最も有名な動物の居住者はたぶんホッキョクギツネだろう。彼らは法律で保護されていて、おやつを探してキャンプにやってくるくらい人慣れしている。ホッキョクギツネが暮らしていて子育てしているところを知っている良いツアー運営会社を見つけよう。そうすれば、この美しい動物たちを近くで見て楽しむことができる。
ホーンヴィック湾周辺の崖でホッキョクギツネが鳥を狩りするところさえも見られるかもしれない。これらの崖は海抜500メートルの高さにあり、営巣期になると巣でいっぱいになる。ツノメドリやウミワシ、キョクアジサシを探そう。
最も人気のあるハイキングの「ロイヤル・ホーン」は、最大5日間かかる。鳥のいる崖と、フィヨルドの氷河、誰も住まなくなった村を目にするだろう。自然保護区内にある全ての幻想的な滝は言うまでもない。
この自然保護区のすぐ外のHesteyriにある「Old Doctors House(昔の医者の家)」に泊まることもできる。日中はホーンストランディアを旅行して、夜は毎日、素晴らしい夕食と、温かいベッドに、そして翌朝のたっぷりの朝食に戻ってこよう。