ダンディーはスコットランドの素晴らしい小都市の1つだ。ここはかつて、強靭な繊維であるジュートの製造の中心地だったが、その産業が減速したとき、ダンディーは文化的な目的地として改革することに着手した。そのことは、この都市にディスカバリー・ポイントなどの印象的なランドマークをもたらし、この街を旅行者の世界へ広く知らしめることとなった。
最初に立ち寄る場所は、市の中心にあるアルバート広場がいいだろう。ここには、たくさんの主要な名所が徒歩圏内にある。
ザ・マクマナスは、ダンディーの主要なアートギャラリーかつ博物館だ。それは実は、8つのギャラリーが1つにまとまったもので、芸術、歴史、環境をカバーしている。市の歴史を探訪し、見事なスコットランドの芸術作品を堪能しよう。
南へ向かい、世界最強の男デスパレート・ダンの実物より誇張された銅像へ行こう。スコットランドの人々に、このとても愛されている漫画のキャラクターについて尋ねてみれば、彼らは熱心に話してくれるだろう。
ウォーターフロントに向かい、ヴィクトリア&アルバート美術館ダンディーを訪れよう。隈研吾氏によって設計されたこの人目を引くデザインの美術館は、ロンドン以外で初めてのヴィクトリア&アルバート美術館だ。現在開催中の展示は着物を取り上げている。屋外では、テイ湾の上にやりのように伸びるテイ・ブリッジが見えるだろう。
ディスカバリー号に乗り込んでみよう。この木製の船は、1901年に科学的なミッションのため、南極大陸に向かって出航した。この使節団のたくさんの発見―雪のない谷や皇帝ペンギンのコロニーを含め―と、その過酷な航海について学ぼう。
最後に、テイ湾を見下ろすブローティ城博物館まで車で行こう。ここは15世紀にイングランド人からの防衛を目的として建てられた。館内には軍事に関心がある人にとって見どころの多い展示が揃っている。