イスラエルの警察は5月30日、自閉症を持つ非武装のパレスチナ人男性をエルサレムの旧市街で射殺した。警察は、この男性が武器を所持している疑いがあったと述べていた。
この射殺事件は広く非難を集め、イスラエルの警備部隊の過剰な武力を訴える不満を再燃させた。ソーシャルメディアでは、この射殺事件をアメリカの警察による暴力となぞらえる人もいた。
親類は、亡くなった男性がイヤド・ハラクさん(32)だと確認した。親類は、彼は自閉症を患っていて、射たれたときは、彼が毎日勉強している特別な支援が必要な学生のための学校へ向かっている途中だったと述べた。