ジョン・ルイスさんが80歳で亡くなった。ルイスさんは、1965年にアラバマ州の州警察官に血が出るほど打たれたことが人種隔離政策への反対運動を活気づける一助となり、下院議会で長きにわたって輝かしい活躍を続けた公民権運動の勇者だ。
ナンシー・ペロシ下院議長は7月17日、ルイスさんの死去を確認し、彼のことを「アメリカ史上最も素晴らしい英雄の1人」と呼んだ。
ルイスさんは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が率いた公民権運動の「ビッグ・シックス」と呼ばれる人々の中で最後の生き残りだった。彼はアラバマ州セルマで開かれた1965年の「血の日曜日事件」の行進で600人の抗議参加者の先頭に立った。