スペースXの新しい「クルードラゴン」に乗って国際宇宙ステーション(ISS)に飛び立っていたアメリカの宇宙飛行士のボブ・ベーンケンさんとダグ・ハーリーさんは、国内で打ち上げられたアメリカ航空宇宙局(NASA)による9年ぶりの有人ミッションとなった2ヵ月間の飛行後、8月2日にカプセルに乗ってメキシコ湾に着水した。
クルードラゴン「エンデバー」に乗船したこの2人の宇宙飛行士は、8月1日にISSから切り離され、フロリダ州のペンサコーラ海岸の沖合の波の上に降り立って帰還した。
着水の成功は、イーロン・マスク氏の宇宙船が宇宙飛行士を軌道に行き来させられるかどうかを試す最後の重要なテストだった。