煙の上がる山火事が米国西部を破壊し続け、死傷者が多数出ると当局が警告する中、犬を連れた捜索救助隊が9月13日、黒く焦げて荒廃したオレゴン南部の町に派遣された。
今年の夏はオレゴン州、カリフォルニア州、ワシントン州を襲う山火事によって数千の家屋と6つの小さな町が荒廃し、8月初旬から400万エーカー以上の土地が焼け焦げ、20人以上の人が亡くなった。
緊急事態管理事務所によると、オレゴン州では少なくとも10人が死亡したという。3つの郡で数十人が行方不明のままだ。
オレゴン州の緊急事態管理事務所のウェブサイトによると9月13日朝の時点で34の火事が同州で燃え続けていた。9月12日には50万人が避難警告を受けていた。
カリフォルニア州だけでも4,000以上の家屋とその他の建物が焼かれた。カリフォルニア州森林保護防火局によると、同州では約300万エーカーの土地が焼き尽くされたという。