台湾は9月21日、台湾の軍には、「嫌がらせと脅し」の中で自衛と反撃の権利があると述べた。これは、繊細な問題をはらむ台湾海峡の中間線を越えて数々のジェット機を飛行させている中国に対する警告と見られる。台湾政府と、自国の領土として民主的に台湾を統治していると主張する中国政府との間の緊張は、ここ数ヵ月の間で急激に高まっている。
中国の航空機が9月18日と19日に中間線を横切り、この島(台湾のこと)の防空識別圏に侵入し、台湾がジェット機を緊急発進する事態となった。台湾の蔡英文総統は中国を地域の脅威となっていると述べた。