イランの国防職員のトップは11月30日、2000年代にイスラム共和国の軍部の核プログラムを創設した科学者を遠隔で殺害するために「電子装置」を使ったとしてイスラエルを糾弾した。イランの国家安全保障最高評議会のアリ・シャムハニ書記は、モフセン・ファクリザデ氏の葬儀でこのコメントをした。
ファクリザデ氏は、イランのAMADと呼ばれるプログラムを取り仕切っていた。このプログラムについてイスラエルと欧米諸国は、核兵器を組み立てる実現可能性を視野に入れた軍事作戦とみなしていた。
イスラエルは過去10年にわたり、イランの核科学者らを殺害した疑いを長い間持たれている。