2014年から首相を務めるスウェーデンの社会民主党のステファン・ローベン首相は6月21日、議会で不信任決議の採決で負け、こうした動議で負けたスウェーデン史上初の首相となった。
この展開は、2018年の直近の選挙が行き詰まった議会を創出し、政権を作るための数ヵ月に渡る交渉があった後に、このスカンジナビアの国に新たな政治不安定を生み出している。
スウェーデン憲法によって決められたタイムラインの下で、首相には今、新たに総選挙をするか、議長に新政権樹立作業を委ねるか、そのいずれか決定するのに1週間ある。