欧州宇宙機関(ESA)は、世界で初めて身体に障害がある宇宙飛行士を採用し、宇宙に送り出したいと考えていると、ESAのジョゼフ・アッシュバッハー長官は6月25日に述べた。
乗組員22人の宇宙プログラムは10年ごとの直近の人員募集を終了したところで、2万2,000人の応募者が申し込んだと、アッシュバッハー長官は述べた。「私たちは障害のある宇宙飛行士を送り出したいと考えており、これは史上初となるだろう」とアッシュバッハー長官は付け加えた。
ESAは、同機関のアリアンロケットが商用人工衛星の打ち上げで市場をかつては独占していたが、今ではかつてないほど厳しい競争に直面している。