イランは、アフガニスタンの新政府からの要求を受けて、アフガニスタンへの燃料の輸出を再開したとイラン当局者がロイター通信に語った。アフガニスタンの新政府は、アメリカ軍の撤退によって、制裁を科されたイランの石油をもっと堂々と買う力を得たと感じている。
アフガニスタンでのガソリン価格は、多くのアフガニスタン人が車で市外へ出ていき、1トンあたり900ドル(98,700円)に達した。価格の高騰に対処するため、タリバンはシーア派のイランに対し、貿易業者のために国境を開いた状態に保つよう依頼した。
イランは世界で4番目に大きい石油の埋蔵量を持っているが、アメリカによる直近の制裁により、石油の輸出が著しく減少している。