東南アジア諸国連合(ASEAN)は10月26日、文民政府を2月1日に転覆させたミャンマー軍部の指導者ミン・アウン・フライン氏を除いて、年1度の首脳会合を開いた。普段は内政の不干渉で知られる地域団体(ASEANのこと)にとっては稀な排除だった。
アメリカのジョー・バイデン大統領は共同セッションにビデオをつないで参加する予定だったが、加盟国10ヵ国のASEANの首脳会合でミャンマーを代表する人は誰もいない可能性が高かった。
ASEANの外務大臣らは10月15日、ミン・アウン・フライン氏を欠席させることを決定した。