国際刑事警察機構インターポールは11月25日、アラブ首長国連邦の監察長官アフメド・ナセル・ライシ将軍を、彼がアラブ首長国連邦での拘留者に対する拷問疑惑に対処しなかったという人権団体からの訴えにも関わらず、総裁として選出した。
総裁の職務は他の職務との兼任で、同機構の毎日の業務を監督するわけではないが、総裁はインターポールの総会と執行委員会の会議で議長を務める要人である。
人権団体は、ライシ氏を選出することはインターポールの人権に対する取り組みが疑われることになると述べてきた。
World News2021.12.10
国際刑事警察機構インターポールは11月25日、アラブ首長国連邦の監察長官アフメド・ナセル・ライシ将軍を、彼がアラブ首長国連邦での拘留者に対する拷問疑惑に対処しなかったという人権団体からの訴えにも関わらず、総裁として選出した。
総裁の職務は他の職務との兼任で、同機構の毎日の業務を監督するわけではないが、総裁はインターポールの総会と執行委員会の会議で議長を務める要人である。
人権団体は、ライシ氏を選出することはインターポールの人権に対する取り組みが疑われることになると述べてきた。