ドイツは12月31日、数十年間使われてきた原子力を終わらせる1年前に、まだ稼働している原子力発電所6ヵ所の半分を閉鎖した。
原子力を段階的に停止し、化石燃料から再生可能エネルギーへシフトする決断は、2002年にゲアハルト・シュレーダー元首相の中道左派政権によって最初になされた。
彼の後継者であるアンゲラ・メルケル氏は、当初は、ドイツの原子力発電所の運転期間を延長することを決定したが、2011年に日本の福島県にある東京電力の原子力発電所の事故を受けて、原子力発電所を閉鎖する最終的な期限を2022年に設定した。