アメリカ西部の大干ばつは現在少なくとも1,200年間で最も乾燥したものとなり、展開中の気候変動の最悪の事態であると、新しい研究で分かった。
『ネイチャー・クライメイト・チェンジ』誌に2月14日に掲載され研究によると、2021年の極度の干ばつ―2002年と同じくらい乾燥していて、この地域で記録された中で最も乾燥した年の1つだった―により、この22年間の干ばつは過去最悪だった1500年代後期の大干ばつの記録を超え、近い将来に緩和する兆しは示されていないという。
この研究は、人類由来の地球温暖化が大干ばつの4割以上を占めると発表した。