フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟についてトルコが出した拒否権を解除するこの両国との合意は、この問題の終結ではなく、この北欧の国(フィンランドとスウェーデンのこと)に約束を守ることを義務付けると、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が7月1日に述べたとして引用された。
6月28日にマドリードで開かれたNATOの首脳会談での会合の後、エルドアン大統領と、フィンランドの大統領、スウェーデンの首相は、トルコ政府の支持と引き換えに一連の安全保障に関する措置について合意した。トルコ政府は、テロ行為と武器の禁輸に関する懸念を示していた。
NATOへの加盟は、加盟30ヵ国全てに承認されなければならない。